Patterns that dance.

Explore Mirooka Jewellery

Mirookaがテーマにしている”patterns that dance” という言葉は日本語の「歌舞く」に着想を得ました。

歌舞伎の語源は「傾く」。型から外れた美意識や格好、行動を意味します。

みんなとはあえて違う方向へ傾いて、美しさも価値も自分で決めたいアマノジャクな作家が作る一点物のファブリックジュエリー。

使用しているのは異なる時代や場所で作られた着物生地やビンテージのマテリアルたちです。本来は交わることのなかったはずの模様や素材たちが、作品になることで出会い、生まれ変わります。

Inspiration

ファブリックジュエリーはこれまで世界のいろいろな場所や年代で作られて来ましたが、その中でもMirookaはインドのシルクビーズジュエリーという技法にインスパイアを受けました。

そこに作家のデザインや技術、古布の魅力が加わって、Mirookaのオリジナル作品が誕生しました。

ONE OF A KIND.

各古布はヴィンテージで限定品のため、生地の組み合わせはそれぞれ異なります。同じ生地で作っても使用する箇所によって少しづつ印象が違い、すべての商品が一点物です。

Materials and Production.

着物に使われる生地を作家自ら選別しています。日本に足を運んだり海外の着物古布を取り扱う方から生地を購入し、全ての工程を私の住むバンクーバー島のとっても小さな自宅兼アトリエで行っています。

素材は通常、シルクやコットン、リネンですが柄の面白さや耐久性でポリエステルを使用することもあります。

DESIGNER and CRAFTER

Miruka Yasuda

2005年に女子美術大学ファッション、衣装科を卒業後、2009年より衣装製作のアシスタントとして活動。2011年には「日本以外の世界を見てみたい」という思いからカナダに移住しそこで約5年間、裁縫師として経験を積みました。

2014年に「一から何かを作ってみたい」とい思い始めビーズアクセサリー作りを始めたことがMirookaの原点となりました。

2016年からは子育てに専念しながら、少しづつ制作を続けて来ました。

そして2018年に着物の古布に強く惹かれ、それらを作品に取り入れるようになりました。

将来は世界から集めたいろいろな布でアクセサリーやアート作品を作ってみたいと思っています。

子供の頃、デザイナーだった母はよく私を仕事場へ連れて行ってくれました。工業用ミシンの独特な匂い。天井まで伸びる棚にはヨーロッパから輸入された美しい色とりどりの模様の生地がぎっしりと並んでいました。机の引き出しには、ペンや裁縫道具に紛れ、珍しい金色のボタンやレースのリボンの切れ端など、子供の私には宝箱にいるような、なんとも刺激的な空間でした。

大人になり日本を離れてから古布の魅力を発見した時、あの頃と同じようにゾクゾクしたのを覚えています。

Customer Reviews.